たとえば、中国古代の精神哲学は世界最高レベルと考えてよく、戦国時代の諸子百家の時代は、それらが集約されたものです。
その辺の、思想や論というものは、現代の日本人の方がむしろ中国人より理解しやすいと思います。
司馬遼太郎は「漢に儒教が国教となってから、中国の精神史はずっと古代だ」というようなことを言っていたと聞いています。現代の中国は何せ共産主義ですし、文化大革命で徹底的に焚書坑儒を行いましたから精神的な部分では、中国の歴代でも最低レベルの時代でしょうね。
諸子百家の時代は、いろいろな思想があり、非攻などで有名な、墨子は博愛主義者で、基本的に反戦を唱えていました。
墨家という集団は、超技術者集団でもあり、非抵抗論者と違い、攻められそうな国に入り、防衛を行うといったことをしました。さらにそれで攻め込んできた敵を撃退したのです。
この辺のあり方は、日本のように海と言う城壁に囲まれた国にはとても参考になると思います。(核武装するだとか、もっと進めてmiracleさんのもっとすごいものを持つべきだとか)
一方孫子の兵法などでは、攻撃は最大の防御だと語られることが多いです。しかし、孫子も理想としているのは、戦わずして勝つことであります。「城を攻めるを下計、心を攻めるを上計」などと述べてます。
孫子にしろ墨子にしろ精神的な話は多いのですが、経験に裏打ちされたものであるので、現代社会でも十分に通用するんじゃないでしょうか?
正直私なんぞは中国の古代にものすごい憧れを感じており、理ではなく義で動く侠の世界などはとても面白いです。
実は私が中華人民共和国に失望したのは、その辺の古来の伝統とか、心の部分が失われてしまっている部分です。なぜかその辺の美学などは日本にはいまだに残っており、その辺が、中国で愛国心が芽生えたきっかけでしたね。
もう一つは上海で大量の乞食を見たときですね。社会主義ってのは、こんなに貧富の差が拡大するもんなんだ、日本では少なくとも子供の乞食はいないし、日本人でよかったと思った瞬間でしたね。
影響…というより、日本側からしてみれば、恩恵ですかね。
共産主義・社会主義が、いかに愚かなものか、中国の人たちに早く気づいてもらいたいものです。
現状は、輝かしい歴史を、台無しにしています。
中国の人たちも随分気付いてるのではないかと思いますよ。
ただ、あの国は一党独裁ですし、人民解放軍も依然として力を持ってますからね。
天安門事件世代の人たちは、かなり、現状に不満を持ってると聞きます。
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)