アメリカの南北戦争の話で、
昔駿台の講師が、北部による南部への侵略と言えると言う様な話を、
雑談レベルで言ってた。すごく納得できた。
三国志の赤壁の戦いなんかも、
劉備や呉にとって、魏が侵略して来たと言えるし、
魏からすれば、漢の献帝の土地を侵略して奪い取った、劉備や呉から取り返すと言う、
立派な大義名分があったわけだ。
第二次世界大戦になると途端に、侵略かそうでないかが、議論になったりするんだけど、
その原因が、侵略=悪と言う前提で始まるからだろうと思う。
「日本は悪くない」=「日本は侵略していない」の図式に陥ってしまう。
侵略するという動作または行為と、善悪とは別次元だと思うんだけどなあ。
そこから、早く脱却した方がいい。
まあ善悪に特定の基準なんてものが存在しないんだから、善悪はまた別の機会に考えたらいいんだよ。
あ、中国と言う、最たる国がお隣に。。。
メリットとデメリット、必ず両方生じるんだから、
何事も善悪は共に存在するものだと。
「侵略すること火の如し。」
侵入して、攻略することを侵略と言うんですが、まあ善悪とは無縁の行為ですね。
善悪を判断するには、基準が必要で、その一般的、普遍的、絶対的基準は存在しない以上、
善悪は、存在しないと言う方が正しい気もしないでもない。まあ、全体的な善と、絶対的な悪は存在しないと言う方が正しいか。
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